次の引越しは家を買う?借りる?判断するためのメリット・デメリット

自分の生活スタイルを基準に選ぶ
のが満足度が高くて良いかと思われます。
1番損失が大きいのが
「5年後に買おうと思っている」
です。
賃貸VS買うの判断基準
賃貸の一番のデメリットは自分のものにならないという気持ちだという方が多くいます。
しかし、自分のものになるということは固定資産税や修繕費・古くなった場合の建て替えという問題も抱えているので一概に買う事が良いとはなりません。
どちらにもメリット・デメリットがある状態でどのように決めることが良いかは自分が選んだ結果に満足するかどうかが大切です。
と、同じ内容でも感じ方でだいぶ変わってきます。
ここで大事なのはこれまでの生活スタイルを考慮して選んだかどうか!
持家と賃貸の違いを理解して自分にあったのはどっちなのかを選びましょう。イメージは
この場合の判断基準が「好き」で分かれるように家を買うか賃貸が良いかは「自分の生活スタイル」の重要度が高いのがオススメ。
- 自分の生活スタイル
- 現実的なメリット・デメリット
- 今、決めないとどうなる?
自分の生活スタイルから判断する
これまであなたはどのようにお金を使ってきましたか?まずは自分の好きなことが何だったのかを思い出してみましょう。
どちらかといえばインドア派orアウトドア派
これまでの生活でお金を使う内容がインドア・アウトドアのどちらが多いかあなたにとっての満足度を判断します。
インドア派は家にお金を使うことに大きな満足度を得られやすく、クロスをおしゃれなデザインに張り替えたり、庭の園芸、ホームシアターなどが好みの傾向があります。そのようなあなたは家を買って自分の好みにしていくことがオススメです。
アウトドア派は旅行などにお金を使うことに大きな満足度を得られやすく、映画を見に行く、釣りやキャンプなど行動をした思い出が好みの傾向があります。そのようなあなたは賃貸で家に使うお金を抑えましょう。
分かりやすくインドア派・アウトドア派と区切りましたが、ポイントは家にお金を使うことに満足するかどうか。
自分の価値観がどちらに傾いているかは大きな判断材料です。
どちらかと言えばレンタル派・買う派
これまでの生活でお金を使う内容がレンタル・買うのどちらが多いかあなたにとっての満足度を判断します。
レンタル派は、所有することに拘らず内容が把握出来たり使用することに重きを置く傾向にあります。そのようなあなたは賃貸で家に使うお金を抑えましょう。
買う派は、マンガや本・洋服や靴など使うことが少なくても収集する傾向にあります。そのようなあなたは家を買って自分の好みにしていくことがオススメです。
分かりやすくレンタル派・買う派と区切りましたが、ポイントは家にお金を使うことに満足するかどうか。
自分の価値観がどちらに傾いているかは大きな判断材料です。
実際のメリット・デメリットから判断する
自分の好みや理想だけでは失敗してしまうかもしれません。賃貸と持家の特徴を把握して自分の環境や状況に当てはめてみましょう。
賃貸のメリット・デメリット
いつでも自由に引越しができる
転勤族は重要度高い
設備の交換や修理費用の負担が少ない
収入が増えたら引っ越すなど選べる選択肢が多い
内装に間取り、設備などは自分で決められない
家賃の支払いが一生続く
高齢になったら契約出来ないことがある
デメリットの考え方
クロスや間取りなど今の賃貸に不満が無いなら問題ないという考え方
持家でも税金など同じ問題はあるからどっちもどっちという考え方
買う場合との差額を貯金して、老人ホームなどを検討するという考え方
賃貸が向いているタイプ
- 仕事で転勤が多い
- 不具合は不動産屋に任せたい
- 庭は欲しいけど維持が面倒
- 古いのは嫌、新築に引っ越したい
など、生活が大きく変わるタイミングを引越しをするだけで家の大きさや間取りを変更できる点が大きなメリット。
最近なら庭などをレンタル菜園で代用したり、引っ越す度に設備が新しくなる傾向にもある。
持家のメリット・デメリット
内装や設備を自分の好みに選べる
部屋数や収納などが賃貸より充実
家族の人数にあった間取りを選べる
ローンが終われば支払額の負担が軽くなる
かんたんに引っ越し出来ない
月々のローン負担は下げられない
メンテナンスは自己負担
固定資産税などの税金は一生かかる
マンションならローンとは別負担がずっとかかる
デメリットの考え方
子供の学校で転校させたくないなどデメリットではないという考え方
収入は安定しており、ローンの負担を差し引いても生活レベルは安定という考え方
DIYなど、自分ですることが趣味であったりメンテナンスも楽しめるという考え方
賃貸も家賃を一生払うのでどっちもどっちという考え方
35年などで計算しても一軒家より金額が安いなら問題ないという考え方
持家が向いているタイプ
- 家賃がもったいないという気持ちが強い
- DIYが好きで家にこだわりたい
- 子どもが大人になるまで家を変えたくない
- 隣の人の入れ替えが気になる
など、自分の好みを強く出せたり、生活環境を安定させることが出来るのが大きなメリット。
DIYや庭など好きなタイミングですることができて、賃貸に比べると騒音問題が起きにくい
賃貸VS買うを比較する
あなたにとってどっちがお得なのか色々な条件で比較します。
お金で比較する

参照:suumo
SUUMO資料では、50年で計算をした場合で賃貸6,822万円 ・買う6,722万円という結果になっているが、買う場合の老朽化による建物取り壊し費用は入っていない点や取り壊し後の費用が入っていないため、実際には賃貸の方がコストは安い
最近、問題になっている建物の老朽化による空き家問題など古くなった家をどうするかまで把握して計算する必要がある。
家族の人数で比較する
子供の人数が多い場合、それぞれに部屋を用意してあげたい場合があります。賃貸のファミリータイプは2~3LDKが多く、4LDKや一軒家タイプの数は少なく家賃も高額になりがちです。
持ち家の場合は間取りに余裕があることが多いことから大家族や子供部屋を準備したいなら持家がオススメです。
万が一で比較する
もしも、大黒柱が事故や病気などに万が一があった場合、賃貸は残された家族が頑張って家賃を支払っていくひつようがあります。
持家の場合、ローンを組む時には一般的に保険に加入しているため、残された家族にローンが無くなった家を残すことが出来ます。
地震などの災害で比較する
もしも、災害で家に被害がでた場合、持家は修繕のためにお金は保険で対応することができても手間と時間がかかります。
賃貸の場合、加入している保険を使ってお金を補償してもらえれば新しい部屋を探すだけでよく、家の修繕などの手間や時間はかかりません。
一番デメリットが大きい選択肢は?
判断しない・5年後に買おうかなという現状維持で考えないというのが一番デメリットが大きいです。
- ローン終了が延びる
- 支払額が大きくなる
- あの時買っておけばと後悔しやすい
住宅ローンの支払いは一般的に35年ですがあなたはその時に何歳ですか?
60歳で完済したいとしたら25歳では家を買わなければ間に合いません。
5~10年後に買うと決めた時点で65~70歳になってもローンのために仕事を続けなければなりません。
家を買うまでの間、賃料は支払い続けなければなりません。
家賃5万円として5年後に購入すると決めた時点で300万円の支払いが増えることになります。
判断するためのメリット・デメリット まとめ
- 自分の生活スタイルを見直そう
- 満足度が高い方がオススメ
- 選ばないが一番デメリット